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2022.03.16 横隔膜呼吸をしてみよう
ロシア・ウクライナ戦争。
連日テレビで流れる女性や子供たちの様子を見るたびに胸が痛くなります。
世界中がコロナパンデミック中での戦争でもあり、何が起こるかわからない時代を生きていることを知らされる日々です。
さて、横隔膜というのは肋骨の一番下にドーム状に張り付いているインナーマッスルのひとつです。
その横隔膜を上下させる腹式呼吸は副交感神経を優位に導き、精神を安定させる効果があります。
何より自分の呼吸にしっかり意識を向けて行うことで、普段絶えず外側に向いて忙しく動いている頭の中を落ち着かせてくれます。
では、やってみましょう!
まず、親指以外の4本の指をみぞおちに当て、そこから肋骨のへりに沿って下げていきしょう。
一番下の肋骨のへりまで来ると指がグイっと肋骨の裏側に入り込み易くなります。そこでストップ。
呼吸をします。
口からフーと息を吐きながら、お腹の力をゆるめます。
そして、指をさらに肋骨の裏側にめりこませます。背中が少し丸くなっても構いません。
横隔膜が上に上がっていきます。最後のひと吐きまで吐き切りましょう。
次に強めに息を吸いながら背中を起こし、めり込ませた指を押し返すように息を入れます。
指が横隔膜に押し出される感じです。
横隔膜が下がっていくのがわかります。
これで1セットです。
指を横隔膜に当てて上下させようをすることで、より深い呼吸をすることができます。
まずは30回くらいやってみましょう。
長引くマスク生活で浅い口呼吸になりがちな日々です。
横隔膜を大きく動かし、肋骨も押し広げる呼吸は血流を良くし、代謝もアップします。
ちょっとした瞑想の効果もあるでしょう。
忙しくて息を詰めて仕事をしてた!
気分がなんだかモヤモヤ イライラする!
首や肩がコリコリだ!
なんて時には是非やってみてくださいね。